タカミクリニック(東京・表参道)

タカミクリニック(東京・表参道)

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表参道の総合美容皮膚科✨ 48万人の実績、頼れるニキビの専門家。 毛穴・シミ・しわ・たるみ治療も幅広くご紹介👍 『にきびオンライン診療』も実施中👩‍⚕️ 東京メトロ 表参道駅A4出口より ニキビ治療院は徒歩1分、本院は徒歩3分 ☎03-5414-6000(初診)03-5414-6300(再診)

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📝今回のテーマ
「再発しにくい飲み方とは?」
〜文献から読み解く・番外編〜

「薬をたくさん飲めば、それだけ再発しにくくなるんですか?」

前回までのシリーズでは、Laiらの研究から「治療期間中に飲んだ薬の総量が多いほど再発しにくい」という結果をご紹介しました。
番外編の今回は、同じテーマを別の角度から考えた論文を取り上げます。

結論から言うと、大切なのは総量だけでなく「どれだけ長く続けたか」かもしれない、という提案でした。
そしてこの2つは対立するものではなく、「低い用量で長く」続ければ両方を満たすことができます。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。治療方針は医療機関により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
1. 低い用量でも、標準用量と同じくらいの効果が期待できる
2. 再発しにくさには、治療を続けた期間の長さが関係している可能性がある
3. 「低い用量で長く」続けるのが、効果と副作用のバランスがよい

✅解説
今回の論文は、イソトレチノインが30年間使われてきた経験をまとめた総説です。まず効果について。イソトレチノインは、ほぼすべての方でニキビを改善させ、1回の治療で70〜80%の方が長期的に良い状態を保てるとされています。さらに、これまでの標準的な用量よりずっと低い用量でも同じくらい効き、副作用は少ないことがわかってきました。次に再発について。論文では、再発に関係するのは総量よりも、皮脂腺の働きを抑えている期間の長さではないかと提案しています。Laiらの研究でも、総量が十分であれば1日量の多さは再発に影響しないとされており、「低い用量で長く」という考え方と一致します。
なお、再発しやすい要因として、次のものが挙げられています。
・大きな面皰(毛穴の詰まり)が多いタイプのニキビ
・喫煙
・年齢(14歳未満、25歳超)

✅当院の方針
副作用とのバランスを見ながら、一人ひとりに合わせて用量や期間を調整し、再発しにくい治療を心がけています。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Rademaker M. Isotretinoin: dose, duration and relapse. What does 30 years of usage tell us?. Australas J Dermatol. 2013;54(3):157-162.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

———————
📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック
📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300
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#ニキビ治療
#ニキビ肌改善
#ニキビケア
#ニキビ改善
#ニキビ肌
#ニキビ跡
#ニキビ圧出
#イソトレチノイン
#再発

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ
「再発しにくい飲み方とは?」
〜文献から読み解く・番外編〜 「薬をたくさん飲めば、それだけ再発しにくくなるんですか?」 
前回までのシリーズでは、Laiらの研究から「治療期間中に飲んだ薬の総量が多いほど再発しにくい」という結果をご紹介しました。
番外編の今回は、同じテーマを別の角度から考えた論文を取り上げます。 結論から言うと、大切なのは総量だけでなく「どれだけ長く続けたか」かもしれない、という提案でした。
そしてこの2つは対立するものではなく、「低い用量で長く」続ければ両方を満たすことができます。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。治療方針は医療機関により異なります。 ✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 1. 低い用量でも、標準用量と同じくらいの効果が期待できる 2. 再発しにくさには、治療を続けた期間の長さが関係している可能性がある 3. 「低い用量で長く」続けるのが、効果と副作用のバランスがよい ✅解説
今回の論文は、イソトレチノインが30年間使われてきた経験をまとめた総説です。まず効果について。イソトレチノインは、ほぼすべての方でニキビを改善させ、1回の治療で70〜80%の方が長期的に良い状態を保てるとされています。さらに、これまでの標準的な用量よりずっと低い用量でも同じくらい効き、副作用は少ないことがわかってきました。次に再発について。論文では、再発に関係するのは総量よりも、皮脂腺の働きを抑えている期間の長さではないかと提案しています。Laiらの研究でも、総量が十分であれば1日量の多さは再発に影響しないとされており、「低い用量で長く」という考え方と一致します。 なお、再発しやすい要因として、次のものが挙げられています。
・大きな面皰(毛穴の詰まり)が多いタイプのニキビ
・喫煙
・年齢(14歳未満、25歳超) ✅当院の方針
副作用とのバランスを見ながら、一人ひとりに合わせて用量や期間を調整し、再発しにくい治療を心がけています。 ✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。 Rademaker M. Isotretinoin: dose, duration and relapse. What does 30 years of usage tell us?. Australas J Dermatol. 2013;54(3):157-162. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #再発

📝今回のテーマ
「"やり直し治療"の実際、まとめ」
〜文献から読み解く〜

「もし再発したら、また一から治療をやり直すことになりますか?」
最終回の今日は、この不安に答えつつ、シリーズ全体を振り返ります。

結論から言うと、やり直し治療は「短め・軽め」で済むことが多く、
一度しっかり治療した経験は、決して無駄にはならないという結果でした。

ひとつの論文をじっくり読み解いてきた連載も、今回で最終回。
最後までお付き合いください。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① やり直しは「短め・軽め」→2回目は初回より短い期間・少ない量で済むことが多かった
② くり返す人はごく少数→多くは2回目まで。何度もくり返す人は限られていた
③ 一度の治療は無駄にならない→初回の経験が、次に活きると考えられる

✅解説
最終回の今日は、「やり直し治療(再投与)」の実際を、もう少しくわしく見ていきます。
前回までで、再発しても必ずイソトレチノインに戻るわけではない、とお伝えしました。
では実際にやり直した人は、どんな治療になっていたのでしょうか。

この研究でまず分かるのは、やり直しは「軽くて短い」傾向があること。
2回目の治療期間は平均で2か月ほどと、初回(約5〜6か月)の半分以下。
飲んだ合計量も、初回のおよそ半分にとどまっていました。
「再発=また一から、フルコースでやり直し」というイメージとは、だいぶ異なっています。

もうひとつ安心できるのは、何度もくり返す人はごく少数だったこと。
やり直した人の大半は2回目まででとどまり、3回・4回と重ねる人は限られていました。

これらの数字が示すのは、一度しっかり治療した経験は決して無駄にならない、ということです。
仮に再発しても、多くの場合は初回より軽い形で立て直せる。そう考えると、治療への不安も少し和らぐのではないでしょうか。

ここで、連載全体を簡単に振り返ります。
第1回:「再発」「再投与」「トータルの量」の3つの言葉を整理。再発は約2割で、多くは再発なく経過。
第2回:大事なのは1日の量よりトータルの量。十分な合計量に届けば1日量が少なめでも再発率はほぼ同じ。
第3回:ただし量には上限があり、一定を超えると頭打ち。目指すのは「多さ」より「適量」。
第4回:女性は再発しやすい一方、やり直しは少ない。背景に他の選択肢の存在。
第5回(今日):やり直しは短め・軽めで済むことが多い。

通してみると、見えてくるメッセージはひとつ。イソトレチノインは「量」の設計がとても大切なお薬で、
その最適な形は肌の状態・体質・ライフスタイルによって一人ひとり違う、ということです。
だからこそ、自己判断ではなく医師と相談しながら"自分にちょうどいい形"を見つけていくことが、いちばんの近道になります。

✅当院の方針
当院では、こうした研究知見も参考にしながら、初回の治療も、再発したときの対応も、
お一人おひとりの状態やご希望に合わせてご一緒に考えていきます。ニキビ治療でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック
📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300
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#イソトレチノイン
#再発

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ
「"やり直し治療"の実際、まとめ」
〜文献から読み解く〜 「もし再発したら、また一から治療をやり直すことになりますか?」
最終回の今日は、この不安に答えつつ、シリーズ全体を振り返ります。 結論から言うと、やり直し治療は「短め・軽め」で済むことが多く、
一度しっかり治療した経験は、決して無駄にはならないという結果でした。 ひとつの論文をじっくり読み解いてきた連載も、今回で最終回。 最後までお付き合いください。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① やり直しは「短め・軽め」→2回目は初回より短い期間・少ない量で済むことが多かった
② くり返す人はごく少数→多くは2回目まで。何度もくり返す人は限られていた
③ 一度の治療は無駄にならない→初回の経験が、次に活きると考えられる ✅解説
最終回の今日は、「やり直し治療(再投与)」の実際を、もう少しくわしく見ていきます。 前回までで、再発しても必ずイソトレチノインに戻るわけではない、とお伝えしました。 では実際にやり直した人は、どんな治療になっていたのでしょうか。 この研究でまず分かるのは、やり直しは「軽くて短い」傾向があること。 2回目の治療期間は平均で2か月ほどと、初回(約5〜6か月)の半分以下。 飲んだ合計量も、初回のおよそ半分にとどまっていました。 「再発=また一から、フルコースでやり直し」というイメージとは、だいぶ異なっています。 もうひとつ安心できるのは、何度もくり返す人はごく少数だったこと。 やり直した人の大半は2回目まででとどまり、3回・4回と重ねる人は限られていました。 これらの数字が示すのは、一度しっかり治療した経験は決して無駄にならない、ということです。 仮に再発しても、多くの場合は初回より軽い形で立て直せる。そう考えると、治療への不安も少し和らぐのではないでしょうか。 ここで、連載全体を簡単に振り返ります。
第1回:「再発」「再投与」「トータルの量」の3つの言葉を整理。再発は約2割で、多くは再発なく経過。
第2回:大事なのは1日の量よりトータルの量。十分な合計量に届けば1日量が少なめでも再発率はほぼ同じ。
第3回:ただし量には上限があり、一定を超えると頭打ち。目指すのは「多さ」より「適量」。
第4回:女性は再発しやすい一方、やり直しは少ない。背景に他の選択肢の存在。
第5回(今日):やり直しは短め・軽めで済むことが多い。 通してみると、見えてくるメッセージはひとつ。イソトレチノインは「量」の設計がとても大切なお薬で、 その最適な形は肌の状態・体質・ライフスタイルによって一人ひとり違う、ということです。 だからこそ、自己判断ではなく医師と相談しながら"自分にちょうどいい形"を見つけていくことが、いちばんの近道になります。 ✅当院の方針
当院では、こうした研究知見も参考にしながら、初回の治療も、再発したときの対応も、 お一人おひとりの状態やご希望に合わせてご一緒に考えていきます。ニキビ治療でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。 ✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #再発

📝今回のテーマ「女性のニキビは、少し違う?」
〜文献から読み解く〜

「同じように治療しても、再発のしやすさに男女差はあるの?」

今日は少し視点を変えて、「性別」による違いのお話です。
この研究では、女性ならではの特徴が見えてきました。

女性は再発しやすい傾向がある一方で、
イソトレチノインを「やり直す」人はむしろ少ないという、一見矛盾するような結果です。

ひとつの論文をじっくり深掘りする連載の第4回。
今日は男女差の観点から読み解きます。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① 女性は再発しやすい傾向……男性に比べ、治療後に再発しやすい傾向がみられた
② でも「やり直し」は少ない……再発しても、イソトレチノインをもう一度使う人はむしろ少なかった
③ 背景にホルモン療法……再発時に、ホルモンに働きかける治療などの選択肢が使えることが関係している可能性

✅解説
ここまでは男女共通の「量」の話でしたが、今日は「性別による違い」に目を向けます。この研究では、女性に特徴的な傾向が2つ見えてきました。
ひとつめは、女性は男性よりもニキビが再発しやすい傾向があったこと。これは以前から知られていることで、女性のニキビは大人になっても続きやすいことが背景にあると考えられています。ホルモンのバランスが関わることもあります。決して「女性の治療はうまくいかない」という話ではなく、「再発と長くつきあう視点が大切」ということです。
ふたつめは、少し意外な結果です。女性は再発しやすい一方で、イソトレチノインを「もう一度やり直す」人はむしろ少なかったのです。
再発しやすいのに、やり直しは少ない。一見矛盾しますが、理由があります。女性の場合、再発したときにイソトレチノイン以外の選択肢(たとえばホルモンのバランスに働きかける治療など)が使えるケースがあり、必ずしもイソトレチノインに戻らなくてよい、と考えられるためです(こうしたホルモン療法には、女性では低用量ピルなども含まれます)。つまり「再発しやすい=困る」ではなく、「その分、他の選択肢を用意しておける」。そう捉えると、少し前向きに感じられますね。

✅当院の方針
当院では、性別や年齢による再発のしやすさの違いも踏まえ、お一人おひとりに合わせた治療を心がけています。再発しやすい傾向がある場合も、その方の状態やご希望をうかがいながら、無理のない方針をご一緒に考えていきますので、ご相談ください。

✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374.

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51万人を超える治療実績✨
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#再発

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ「女性のニキビは、少し違う?」
〜文献から読み解く〜 「同じように治療しても、再発のしやすさに男女差はあるの?」 
今日は少し視点を変えて、「性別」による違いのお話です。 この研究では、女性ならではの特徴が見えてきました。
 女性は再発しやすい傾向がある一方で、 イソトレチノインを「やり直す」人はむしろ少ないという、一見矛盾するような結果です。 ひとつの論文をじっくり深掘りする連載の第4回。 今日は男女差の観点から読み解きます。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① 女性は再発しやすい傾向……男性に比べ、治療後に再発しやすい傾向がみられた
② でも「やり直し」は少ない……再発しても、イソトレチノインをもう一度使う人はむしろ少なかった
③ 背景にホルモン療法……再発時に、ホルモンに働きかける治療などの選択肢が使えることが関係している可能性 ✅解説
ここまでは男女共通の「量」の話でしたが、今日は「性別による違い」に目を向けます。この研究では、女性に特徴的な傾向が2つ見えてきました。
ひとつめは、女性は男性よりもニキビが再発しやすい傾向があったこと。これは以前から知られていることで、女性のニキビは大人になっても続きやすいことが背景にあると考えられています。ホルモンのバランスが関わることもあります。決して「女性の治療はうまくいかない」という話ではなく、「再発と長くつきあう視点が大切」ということです。
ふたつめは、少し意外な結果です。女性は再発しやすい一方で、イソトレチノインを「もう一度やり直す」人はむしろ少なかったのです。
再発しやすいのに、やり直しは少ない。一見矛盾しますが、理由があります。女性の場合、再発したときにイソトレチノイン以外の選択肢(たとえばホルモンのバランスに働きかける治療など)が使えるケースがあり、必ずしもイソトレチノインに戻らなくてよい、と考えられるためです(こうしたホルモン療法には、女性では低用量ピルなども含まれます)。つまり「再発しやすい=困る」ではなく、「その分、他の選択肢を用意しておける」。そう捉えると、少し前向きに感じられますね。 ✅当院の方針
当院では、性別や年齢による再発のしやすさの違いも踏まえ、お一人おひとりに合わせた治療を心がけています。再発しやすい傾向がある場合も、その方の状態やご希望をうかがいながら、無理のない方針をご一緒に考えていきますので、ご相談ください。 ✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #再発

📝今回のテーマ
「たくさん飲むほどいい…わけではない」
〜文献から読み解く〜

「トータルの量が大事なら、多ければ多いほど再発しにくい?」
前回の話を聞くと、そう思いたくなりますよね。

ところが結論は「ある所から頭打ち」となります。
合計量を増やすほど再発が減るのは、あくまで「ある一定ライン」まで。
それを超えると、増やしてもメリットははっきりしなくなる、そんな結果です。

ひとつの論文をじっくり深掘りする連載の第3回。今日は「量の上限」の話です。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
                            今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① 少ないうちは効く……合計量が少ない人ほど、量を増やすと再発が減っていた
② でも頭打ちがある……一定ラインを超えると、それ以上増やしてもメリットははっきりしない
③ 目指すのは「多さ」より「適量」……やみくもに増やすと副作用の負担だけが増える

✅解説
前回、「大事なのは1日の量よりトータルの量」というお話をしました。
すると自然と湧いてくるのが、「じゃあ合計量は多ければ多いほどいいの?」という疑問です。
この研究の答えは「ある所から頭打ちになる」でした。
くわしく見ると、もともと合計量が少なめの人たちでは、量を増やすほど再発が減っていました。
ところが、合計量が一定のラインを超えたグループでは、そこからさらに増やしても、再発予防のメリットははっきりしなくなったのです。
これは「多ければ多いほど良い」ではなく、「必要なところまで届けば十分」ということを示しています。
なぜこれが大事なのか。イソトレチノインは、量を増やせばその分だけ副作用の負担も増えます。
効果がすでに頭打ちなのに量だけ増やすのは、メリットとデメリットのバランスが崩れてしまいます。
だからこそ、「やみくもに多く」ではなく「必要な水準まで」といった観点が重要になります。
前回の「合計量まで届かせる」と、今回の「増やしすぎない」。この2つをセットで考えると最適な内服計画を立てることができます。

✅当院の方針
当院では、合計量を必要なところまで届けることと、増やしすぎないことの両方を意識し、効果と副作用のバランスを見ながら治療計画を組み立てています。量の設計についても、お一人おひとりの状態に合わせて丁寧にご相談しながら進めていきます。

✅論文紹介
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51万人を超える治療実績✨
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#ニキビ跡
#ニキビ圧出
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#再発

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ
「たくさん飲むほどいい…わけではない」
〜文献から読み解く〜 「トータルの量が大事なら、多ければ多いほど再発しにくい?」
前回の話を聞くと、そう思いたくなりますよね。 ところが結論は「ある所から頭打ち」となります。 合計量を増やすほど再発が減るのは、あくまで「ある一定ライン」まで。 それを超えると、増やしてもメリットははっきりしなくなる、そんな結果です。 ひとつの論文をじっくり深掘りする連載の第3回。今日は「量の上限」の話です。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論
                            今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① 少ないうちは効く……合計量が少ない人ほど、量を増やすと再発が減っていた
② でも頭打ちがある……一定ラインを超えると、それ以上増やしてもメリットははっきりしない
③ 目指すのは「多さ」より「適量」……やみくもに増やすと副作用の負担だけが増える ✅解説
前回、「大事なのは1日の量よりトータルの量」というお話をしました。 すると自然と湧いてくるのが、「じゃあ合計量は多ければ多いほどいいの?」という疑問です。
この研究の答えは「ある所から頭打ちになる」でした。
くわしく見ると、もともと合計量が少なめの人たちでは、量を増やすほど再発が減っていました。 ところが、合計量が一定のラインを超えたグループでは、そこからさらに増やしても、再発予防のメリットははっきりしなくなったのです。
これは「多ければ多いほど良い」ではなく、「必要なところまで届けば十分」ということを示しています。
なぜこれが大事なのか。イソトレチノインは、量を増やせばその分だけ副作用の負担も増えます。 効果がすでに頭打ちなのに量だけ増やすのは、メリットとデメリットのバランスが崩れてしまいます。
だからこそ、「やみくもに多く」ではなく「必要な水準まで」といった観点が重要になります。 前回の「合計量まで届かせる」と、今回の「増やしすぎない」。この2つをセットで考えると最適な内服計画を立てることができます。 ✅当院の方針
当院では、合計量を必要なところまで届けることと、増やしすぎないことの両方を意識し、効果と副作用のバランスを見ながら治療計画を組み立てています。量の設計についても、お一人おひとりの状態に合わせて丁寧にご相談しながら進めていきます。 ✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #再発

📝今回のテーマ
「"1日の量"より"トータルの量"」
〜文献から読み解く〜

「イソトレチノインは、1日にたくさん飲めば早く、しっかり治りますか?」
これも外来でよくいただく質問です。

結論から言うと、大事なのは1日の量そのものより「トータルで飲んだ合計量」。
十分な合計量に届いていれば、1日の量が少なめでも再発のしやすさはあまり変わらない。そんな結果が見えてきます。

前回から始まった、ひとつの論文をじっくり深掘りする連載。
第2回の今日は、この研究の核心とも言える「量」の話に入っていきます。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① カギは「トータルの量」……1日の量より、治療全体で飲んだ合計量が再発の少なさと関係していた
② 1日内服量は控えめでもOK……十分な合計量に届けば、1日量が少なめでも再発率はほぼ同じ(約22%)
③ だから量は個別化できる……副作用や生活に合わせて、1日の飲み方を調整する余地がある

✅解説
「1日にたくさん飲めば、早く、しっかり治るのでは?」イソトレチノインに対して、多くの方がそんなイメージを持っています。
ところがこの研究で、より重要だったのは1日の量そのものではなく、治療期間全体で飲んだ「合計の量(累積投与量)」でした。
1日あたりどれだけ飲んだかより、ゴールまでにトータルでどれだけ届いたか。ここが再発の少なさと関係していたのです。
興味深いことに、十分な合計量に達していれば、1日の量が少なめでも、多めの場合と再発率はほとんど変わりませんでした(どちらも約22%)。
「1日量を増やして一気に」という発想が、必ずしも有利とは限らないわけですね。これは実際の治療でとても意味のある話です。イソトレチノインは、1日の量が増えるほど唇や肌の乾燥といった副作用も出やすくなることが知られています。だからこそ「無理に1日量を増やす」より、「体調と相談しながら、じっくり合計量を必要なところまで届かせる」という進め方も、ひとつの選択肢になります。マイペースでもいい。でも途中でやめず、ゴールまで。そんなイメージで捉えていただくと分かりやすいと思います。

✅当院の方針
当院では、1日量を無理に増やすことを目指すのではなく、体調やライフスタイルと相談しながら、必要な合計量まで丁寧に続けられるよう治療計画を組み立てています。飲み方はお一人おひとりに合わせてご提案しますので、ご相談ください。

✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#ニキビ治療
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#ニキビケア
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#イソトレチノイン
#再発

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ
「"1日の量"より"トータルの量"」
〜文献から読み解く〜 「イソトレチノインは、1日にたくさん飲めば早く、しっかり治りますか?」
これも外来でよくいただく質問です。 結論から言うと、大事なのは1日の量そのものより「トータルで飲んだ合計量」。
十分な合計量に届いていれば、1日の量が少なめでも再発のしやすさはあまり変わらない。そんな結果が見えてきます。 前回から始まった、ひとつの論文をじっくり深掘りする連載。 第2回の今日は、この研究の核心とも言える「量」の話に入っていきます。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① カギは「トータルの量」……1日の量より、治療全体で飲んだ合計量が再発の少なさと関係していた
② 1日内服量は控えめでもOK……十分な合計量に届けば、1日量が少なめでも再発率はほぼ同じ(約22%)
③ だから量は個別化できる……副作用や生活に合わせて、1日の飲み方を調整する余地がある ✅解説
「1日にたくさん飲めば、早く、しっかり治るのでは?」イソトレチノインに対して、多くの方がそんなイメージを持っています。 ところがこの研究で、より重要だったのは1日の量そのものではなく、治療期間全体で飲んだ「合計の量(累積投与量)」でした。
1日あたりどれだけ飲んだかより、ゴールまでにトータルでどれだけ届いたか。ここが再発の少なさと関係していたのです。
興味深いことに、十分な合計量に達していれば、1日の量が少なめでも、多めの場合と再発率はほとんど変わりませんでした(どちらも約22%)。 「1日量を増やして一気に」という発想が、必ずしも有利とは限らないわけですね。これは実際の治療でとても意味のある話です。イソトレチノインは、1日の量が増えるほど唇や肌の乾燥といった副作用も出やすくなることが知られています。だからこそ「無理に1日量を増やす」より、「体調と相談しながら、じっくり合計量を必要なところまで届かせる」という進め方も、ひとつの選択肢になります。マイペースでもいい。でも途中でやめず、ゴールまで。そんなイメージで捉えていただくと分かりやすいと思います。 ✅当院の方針
当院では、1日量を無理に増やすことを目指すのではなく、体調やライフスタイルと相談しながら、必要な合計量まで丁寧に続けられるよう治療計画を組み立てています。飲み方はお一人おひとりに合わせてご提案しますので、ご相談ください。 ✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #再発

📝今回のテーマ
「イソトレチノイン内服とニキビの再発について」 
〜文献から読み解く〜

「イソトレチノインを飲み終えたら、もうニキビは出ないですか?」
外来でよく聞かれる質問です。

結論から言うと、再発は「ある」。
ただし、その確率は投与量と経過期間で大きく変わります。

今回はひとつの論文を、数回にわたってじっくり深掘りしていく連載です。
取り上げるのは、ニキビの飲み薬・イソトレチノインについて、約2万人を調べた大きな研究。
「治療のあと、どれくらいの人が再発するの?」「どんな飲み方だと再発しにくいの?」といった気になる疑問に、データで迫っていきます。
一度にぜんぶお伝えすると盛りだくさん。焦らず一緒に読み解いていきましょう

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。
① 再発……治療後、再び治療が必要な状態に戻ること(この研究では約22%)
② 再投与……再発した人が、イソトレチノインをもう一度使うこと(約8%)
③ 累積投与量……1日量ではなく、治療全体で飲んだ「トータルの量」。この連載の主役

✅解説
いつもは色々なテーマを取り上げていますが、今回はひとつの論文をじっくり読み解いていく連載となります。
約2万人という大きなデータから、「治療のあと、どれくらいの人が再発するのか」「どんな飲み方だと再発しにくいのか」に迫っていきます。
初回は、これから何度も出てくる「3つの言葉」を整理しておきます。ここを押さえておくと、次回から理解が進みやすくなります。
まず ①再発。一度よくなったニキビが、また治療を必要とする状態に戻ることです。この研究では「治療後にニキビのため飲み薬が再び処方されたこと」を再発の目印にしていて、塗り薬だけの場合は含めていません。この定義で、再発した人は約22%でした。
次に ②再投与(やり直し治療)。再発した人の中でも、とくにイソトレチノインをもう一度使うことを指します。ポイントは、再発しても必ずイソトレチノインに戻るわけではないということ。研究では、やり直した人は約8%でした。
そして、この連載の主役が ③累積投与量(合計の量)。1日に飲む量ではなく、治療期間を通して飲んだイソトレチノインの「合計の量」のことです。実はこの「合計の量」が、治療の成否を大きく左右することを次回以降で解説していきます。

✅当院の方針
当院では、こうした研究知見も参考にしながら、お一人おひとりの肌の状態やご希望に合わせて治療を組み立てています。イソトレチノインの内服計画についても、画一的に決めるのではなく、丁寧にご相談しながら進めていきますので、ご相談ください。

✅論文紹介
Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374. 

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#再発

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノイン内服とニキビの再発について」 〜文献から読み解く〜 「イソトレチノインを飲み終えたら、もうニキビは出ないですか?」 外来でよく聞かれる質問です。 結論から言うと、再発は「ある」。 ただし、その確率は投与量と経過期間で大きく変わります。 今回はひとつの論文を、数回にわたってじっくり深掘りしていく連載です。 取り上げるのは、ニキビの飲み薬・イソトレチノインについて、約2万人を調べた大きな研究。 「治療のあと、どれくらいの人が再発するの?」「どんな飲み方だと再発しにくいの?」といった気になる疑問に、データで迫っていきます。 一度にぜんぶお伝えすると盛りだくさん。焦らず一緒に読み解いていきましょう <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ① 再発……治療後、再び治療が必要な状態に戻ること(この研究では約22%) ② 再投与……再発した人が、イソトレチノインをもう一度使うこと(約8%) ③ 累積投与量……1日量ではなく、治療全体で飲んだ「トータルの量」。この連載の主役 ✅解説 いつもは色々なテーマを取り上げていますが、今回はひとつの論文をじっくり読み解いていく連載となります。 約2万人という大きなデータから、「治療のあと、どれくらいの人が再発するのか」「どんな飲み方だと再発しにくいのか」に迫っていきます。 初回は、これから何度も出てくる「3つの言葉」を整理しておきます。ここを押さえておくと、次回から理解が進みやすくなります。 まず ①再発。一度よくなったニキビが、また治療を必要とする状態に戻ることです。この研究では「治療後にニキビのため飲み薬が再び処方されたこと」を再発の目印にしていて、塗り薬だけの場合は含めていません。この定義で、再発した人は約22%でした。 次に ②再投与(やり直し治療)。再発した人の中でも、とくにイソトレチノインをもう一度使うことを指します。ポイントは、再発しても必ずイソトレチノインに戻るわけではないということ。研究では、やり直した人は約8%でした。 そして、この連載の主役が ③累積投与量(合計の量)。1日に飲む量ではなく、治療期間を通して飲んだイソトレチノインの「合計の量」のことです。実はこの「合計の量」が、治療の成否を大きく左右することを次回以降で解説していきます。 ✅当院の方針 当院では、こうした研究知見も参考にしながら、お一人おひとりの肌の状態やご希望に合わせて治療を組み立てています。イソトレチノインの内服計画についても、画一的に決めるのではなく、丁寧にご相談しながら進めていきますので、ご相談ください。 ✅論文紹介 Lai J, Barbieri JS. Acne Relapse and Isotretinoin Retrial in Patients With Acne. JAMA Dermatol. 2025;161(4):367-374. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #再発

📝今回のテーマ
「イソトレチノインとうつ病の関係」 
〜文献から読み解く〜

「イソトレチノインを飲むと、気分が落ち込む」

そんな話を聞いて、不安になった方はいませんか?
ニキビ治療の選択肢として広く使われるイソトレチノインですが、「うつ」との関係については長く議論が続いてきました。
今日は、これまでの研究がわかっていることを整理してみます。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
① 集団全体で見ると、この薬でこころの不調が増える傾向は認められませんでした。
② 治療中に気分の落ち込みを経験する割合は、思春期の方に一般的にみられる範囲と同じくらいでした。
③ 「この薬だから特別にリスクが高い」とは言えない、という結果です。

✅解説
2024年、皮膚科の国際的な専門誌(JAMA Dermatology)に、大規模な研究が発表されました。世界中の25の研究、およそ160万人分のデータをまとめて分析した、いわば「これまでの研究の総まとめ」です。これまで「イソトレチノインと気分の関係」は長く議論されてきました。実際、過去には注意を促す報告もあり、心配される気持ちはとても自然なものです。そこでこの研究では、たくさんの研究を集めて数字で見比べてみました。すると集団全体で見たとき、この薬を使った人でこころの不調が増えるという傾向は認められなかったのです。それどころか、治療のあと数年のあいだ、気分の落ち込みがむしろ少ない傾向すらみられました。ニキビがよくなることで、気持ちまで前向きになる、そんな側面もあるのかもしれません。気分の落ち込みを経験した方の割合そのものも、思春期の方にふつうにみられる範囲と同じくらいで、「薬のせいで特別に高くなる」というものではありませんでした。一方で研究チームは、ごくまれに、体質的に気分の変化があらわれる方がいる可能性は残る、とも付け加えています。だからこそ「みんな大丈夫」と言い切るのではなく、お一人おひとりの様子を見ていくことが大切なのですね。

✅当院の方針
治療中はお肌だけでなく、気持ちの変化にも一緒に目を向けていきます。「なんだか調子が出ない」といった小さな変化でも、どうぞ遠慮なくご相談ください。

✅論文紹介
Tan NKW, Tang A, MacAlevey NCYL, Tan BKJ, Oon HH. Risk of Suicide and Psychiatric Disorders Among Isotretinoin Users: A Meta-Analysis. JAMA Dermatol. 2024;160(1):54-62.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#美容クリニック
#ニキビ治療
#ニキビ肌改善
#ニキビケア
#ニキビ改善
#ニキビ肌
#ニキビ跡
#ニキビ圧出
#イソトレチノイン
#気分の落ち込み

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノインとうつ病の関係」 〜文献から読み解く〜 「イソトレチノインを飲むと、気分が落ち込む」 そんな話を聞いて、不安になった方はいませんか? ニキビ治療の選択肢として広く使われるイソトレチノインですが、「うつ」との関係については長く議論が続いてきました。 今日は、これまでの研究がわかっていることを整理してみます。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ① 集団全体で見ると、この薬でこころの不調が増える傾向は認められませんでした。 ② 治療中に気分の落ち込みを経験する割合は、思春期の方に一般的にみられる範囲と同じくらいでした。 ③ 「この薬だから特別にリスクが高い」とは言えない、という結果です。 ✅解説 2024年、皮膚科の国際的な専門誌(JAMA Dermatology)に、大規模な研究が発表されました。世界中の25の研究、およそ160万人分のデータをまとめて分析した、いわば「これまでの研究の総まとめ」です。これまで「イソトレチノインと気分の関係」は長く議論されてきました。実際、過去には注意を促す報告もあり、心配される気持ちはとても自然なものです。そこでこの研究では、たくさんの研究を集めて数字で見比べてみました。すると集団全体で見たとき、この薬を使った人でこころの不調が増えるという傾向は認められなかったのです。それどころか、治療のあと数年のあいだ、気分の落ち込みがむしろ少ない傾向すらみられました。ニキビがよくなることで、気持ちまで前向きになる、そんな側面もあるのかもしれません。気分の落ち込みを経験した方の割合そのものも、思春期の方にふつうにみられる範囲と同じくらいで、「薬のせいで特別に高くなる」というものではありませんでした。一方で研究チームは、ごくまれに、体質的に気分の変化があらわれる方がいる可能性は残る、とも付け加えています。だからこそ「みんな大丈夫」と言い切るのではなく、お一人おひとりの様子を見ていくことが大切なのですね。 ✅当院の方針 治療中はお肌だけでなく、気持ちの変化にも一緒に目を向けていきます。「なんだか調子が出ない」といった小さな変化でも、どうぞ遠慮なくご相談ください。 ✅論文紹介 Tan NKW, Tang A, MacAlevey NCYL, Tan BKJ, Oon HH. Risk of Suicide and Psychiatric Disorders Among Isotretinoin Users: A Meta-Analysis. JAMA Dermatol. 2024;160(1):54-62. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #気分の落ち込み

📝今回のテーマ
「イソトレチノインと炎症性腸疾患(IBD):今は否定的という話」 
〜文献から読み解く〜

イソトレチノイン内服治療に関連して、『腸の病気になりませんか?』と聞かれることがあります。

過去には、両者の関連が疑われ、議論になったことがありました。
背景には、イソトレチノイン使用後にIBDを発症したという報告がいくつか見られたことがあります。

では、実際のところ関連はあるのか。今回は、その答えとなる1つの文献を読み解いていきます。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
・IBD全体で、リスク上昇は認められなかった
・クローン病でも、潰瘍性大腸炎でも同じだった
・「結論はほぼ固まっている」ことまで確認された

✅解説
これまでの研究をすべて統合して解析した、メタアナリシス(複数の研究をまとめて一つの結論を出す、信頼性の高い手法)です。
症例対照研究4件+コホート研究4件、計約252万人 を対象としています。

・IBD全体で、リスク上昇は認められなかった  
オッズ比は 1.01(95%CI 0.80–1.27)。 「1.0」はリスクが変わらないことを意味し、信頼区間も1.0をまたいでいるため、統計的に意味のある差はありませんでした。

・クローン病でも、潰瘍性大腸炎でも同じだった  
クローン病:0.87(0.65–1.15) 、潰瘍性大腸炎:1.27(0.94–1.73)  
IBDをタイプ別に分けて見ても、どちらにも明らかなリスク上昇はありませんでした。

・「結論はほぼ固まっている」ことまで確認された  
この研究では TSA という手法を併用しています。これは「すでに十分なデータが集まっていて、これ以上調べても結論が変わらないか」を統計的に検証するもの。今回はその基準(無益性境界)に到達しており、「意味のある関連は見られない」という結論が、データ不足による見落としではないことが裏づけられています。

論文は、こう締めくくられています。

"IBD発症への不必要な懸念を理由に、イソトレチノインを控えるべきではない"

かつて関連が疑われた「イソトレチノインとIBD」。 
今では、過度に恐れる必要はない——というのが、世界の標準的な考え方です。

✅当院の方針
今回ご紹介したように、過度に心配しなくてよい点がある一方で、イソトレチノインは副作用や妊娠への影響など、注意すべき点もあるお薬です。重症のニキビに対して高い有効性が示されており、適切な管理のもとで安全に使っていくことが大切です。気になることがあれば、診察時にお気軽にご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Yu CL, Chou PY, Liang CS, et al. Isotretinoin Exposure and Risk of Inflammatory Bowel Disease: A Systematic Review with Meta-Analysis and Trial Sequential Analysis. Am J Clin Dermatol. 2023;24(5):721-730. 

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#ニキビ改善
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#ニキビ跡
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#イソトレチノイン
#炎症性腸疾患

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノインと炎症性腸疾患(IBD):今は否定的という話」 〜文献から読み解く〜 イソトレチノイン内服治療に関連して、『腸の病気になりませんか?』と聞かれることがあります。 過去には、両者の関連が疑われ、議論になったことがありました。 背景には、イソトレチノイン使用後にIBDを発症したという報告がいくつか見られたことがあります。 では、実際のところ関連はあるのか。今回は、その答えとなる1つの文献を読み解いていきます。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ・IBD全体で、リスク上昇は認められなかった ・クローン病でも、潰瘍性大腸炎でも同じだった ・「結論はほぼ固まっている」ことまで確認された ✅解説 これまでの研究をすべて統合して解析した、メタアナリシス(複数の研究をまとめて一つの結論を出す、信頼性の高い手法)です。 症例対照研究4件+コホート研究4件、計約252万人 を対象としています。 ・IBD全体で、リスク上昇は認められなかった   オッズ比は 1.01(95%CI 0.80–1.27)。 「1.0」はリスクが変わらないことを意味し、信頼区間も1.0をまたいでいるため、統計的に意味のある差はありませんでした。 ・クローン病でも、潰瘍性大腸炎でも同じだった   クローン病:0.87(0.65–1.15) 、潰瘍性大腸炎:1.27(0.94–1.73)   IBDをタイプ別に分けて見ても、どちらにも明らかなリスク上昇はありませんでした。 ・「結論はほぼ固まっている」ことまで確認された   この研究では TSA という手法を併用しています。これは「すでに十分なデータが集まっていて、これ以上調べても結論が変わらないか」を統計的に検証するもの。今回はその基準(無益性境界)に到達しており、「意味のある関連は見られない」という結論が、データ不足による見落としではないことが裏づけられています。 論文は、こう締めくくられています。 "IBD発症への不必要な懸念を理由に、イソトレチノインを控えるべきではない" かつて関連が疑われた「イソトレチノインとIBD」。 今では、過度に恐れる必要はない——というのが、世界の標準的な考え方です。 ✅当院の方針 今回ご紹介したように、過度に心配しなくてよい点がある一方で、イソトレチノインは副作用や妊娠への影響など、注意すべき点もあるお薬です。重症のニキビに対して高い有効性が示されており、適切な管理のもとで安全に使っていくことが大切です。気になることがあれば、診察時にお気軽にご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Yu CL, Chou PY, Liang CS, et al. Isotretinoin Exposure and Risk of Inflammatory Bowel Disease: A Systematic Review with Meta-Analysis and Trial Sequential Analysis. Am J Clin Dermatol. 2023;24(5):721-730. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #炎症性腸疾患

📝今回のテーマ
「イソトレチノイン治療中の採血検査:甲状腺の話」 
〜文献から読み解く〜 

「イソトレチノインを飲むと、甲状腺に影響があると聞いたのですが…」
「甲状腺の治療をしているのですが、大丈夫ですか?」

そんな声をいただくことがあります。
今日は、お薬と甲状腺の関係について、文献をご紹介します。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
・数値上は確かに変化します(TSH軽度上昇、T3・T4軽度低下)
・でもその変化はごくわずかで、多くの場合「基準値の範囲内」におさまります
・健康な方なら、症状が出る甲状腺機能異常につながることはまれです

✅解説
イソトレチノインはレチノイド(ビタミンA誘導体)の一種で、その受容体は甲状腺ホルモンの受容体と「親戚」のような関係にあります。
そのため理論上、甲状腺の働きに影響しうると考えられてきました。2026年に発表された15の研究のメタアナリシスでは、内服後にTSHがわずかに上昇し、T3・T4がわずかに低下する傾向が示されました。ただし変化の幅は小さく、多くの患者さんで基準値内にとどまります。
研究によってばらつきも大きく、「臨床的にはほとんど問題にならない」というのが現時点での結論です。ただし、もともと甲状腺の病気がある方・境界値の方は影響を受けやすい可能性があります。また、内服中に「強い疲労感・体重変化・気分の落ち込み」などが続く場合は、甲状腺の評価をおすすめすることがあります。

✅当院の方針
全員へのルーチン検査は行いませんが、甲状腺疾患の既往がある方や気になる症状がある方には、個別に検査をご提案し、必要に応じて主治医とも連携することで、安心して治療を継続していただけるようにしています。過去に甲状腺治療を受けた方・現在治療中の方は、内服開始前に一度ご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Mostafa N, Hong E, Stewart T. Isotretinoin and serum thyroid parameters: systematic review and meta-analysis. An Bras Dermatol. Published online June 3, 2026. 

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#採血検査
#甲状腺

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノイン治療中の採血検査:甲状腺の話」 〜文献から読み解く〜 「イソトレチノインを飲むと、甲状腺に影響があると聞いたのですが…」 「甲状腺の治療をしているのですが、大丈夫ですか?」 そんな声をいただくことがあります。 今日は、お薬と甲状腺の関係について、文献をご紹介します。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ・数値上は確かに変化します(TSH軽度上昇、T3・T4軽度低下) ・でもその変化はごくわずかで、多くの場合「基準値の範囲内」におさまります ・健康な方なら、症状が出る甲状腺機能異常につながることはまれです ✅解説 イソトレチノインはレチノイド(ビタミンA誘導体)の一種で、その受容体は甲状腺ホルモンの受容体と「親戚」のような関係にあります。 そのため理論上、甲状腺の働きに影響しうると考えられてきました。2026年に発表された15の研究のメタアナリシスでは、内服後にTSHがわずかに上昇し、T3・T4がわずかに低下する傾向が示されました。ただし変化の幅は小さく、多くの患者さんで基準値内にとどまります。 研究によってばらつきも大きく、「臨床的にはほとんど問題にならない」というのが現時点での結論です。ただし、もともと甲状腺の病気がある方・境界値の方は影響を受けやすい可能性があります。また、内服中に「強い疲労感・体重変化・気分の落ち込み」などが続く場合は、甲状腺の評価をおすすめすることがあります。 ✅当院の方針 全員へのルーチン検査は行いませんが、甲状腺疾患の既往がある方や気になる症状がある方には、個別に検査をご提案し、必要に応じて主治医とも連携することで、安心して治療を継続していただけるようにしています。過去に甲状腺治療を受けた方・現在治療中の方は、内服開始前に一度ご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Mostafa N, Hong E, Stewart T. Isotretinoin and serum thyroid parameters: systematic review and meta-analysis. An Bras Dermatol. Published online June 3, 2026. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #採血検査 #甲状腺

📝今回のテーマ
「イソトレチノイン治療中の採血検査:筋肉の話」 
〜文献から読み解く〜 

「イソトレチノインを飲むと、筋肉に影響があると聞いたのですが…」
「ジムに通っているのですが、トレーニングは続けても大丈夫ですか?」
「筋肉が壊れるって本当ですか?怖くなってしまって…

そんな声をいただくことがあります。
今日は、お薬と筋肉の関係について、文献をご紹介します。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
・このお薬を飲んでいる人の2〜3人に1人くらいで、筋肉に関わる「CK」という血液検査の数値が上がることがあります
・自覚症状がまったくなくても数値だけが高くなっていることがあり、「症状がないから大丈夫」とは言い切れません
・激しい運動、水分不足、一部のサプリメントは、まれに重い状態につながることがあります

✅解説
CK(クレアチンキナーゼ)は、筋肉の状態をあらわす血液検査の数値です。この文献では、イソトレチノインを飲んでいる人のおよそ2〜3人に1人(全体の16〜51%)で、このCKが上がることが報告されています。多くは心配のいらない一時的な変化ですが、ときに注意が必要なこともあります。文献では、2人の患者さんが紹介されています。1人目は16歳の男の子(イソトレチノイン治療中)で、水泳で運動量が増えたあとに両足の痛みを訴え、CKが基準値のおよそ30倍まで上がっていました。もう1人は18歳の男の子(イソトレチノインをこれから開始予定)で、まったく症状がないのに、治療を始める前の検査でCKが基準値の100倍以上に上がっていたのです。ここで大切なのは、2人目のように「症状がなくても数値だけが大きく上がっている」ことがある、という点です。CKがとても高い状態が続くと、まれに筋肉が壊れてしまう状態(横紋筋融解症)になり、また腎臓に負担がかかることもあります。だからこそ、「足が痛い」「だるい」といった症状が出てから調べるのでは遅いことがあるのです。
特に、ふだんから激しい運動をする方、水分が不足しがちな方、筋肉づくりのためのサプリメント(カフェインやクレアチンなどを含むもの)をよく使う方は、少し気にかけていただけると安心です。なお文献では、運動をする人がこのお薬を避けるべきだと言えるほどの証拠はまだない、とも書かれています。トレーニングそのものを止める必要はなく、「ほどほどに」「水分をとりながら」が基本の考え方です。

✅当院の方針
当院では、CKの値を定期的にチェックしながら治療を進めています。症状がない方でも数値で経過を確認し、運動は「ほどほど」に、水分はこまめにとっていただくようお願いしています。筋肉づくり系のサプリメントを使っている方は、診察のときに教えてください。
数値は定期的に確認していますが、検査と検査の間にも体は変化します。長引く筋肉痛や強い倦怠感が出たときは、体からのサインかもしれませんので、早めにご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Fayiga FF, Reyes-Hadsall SC, Sebastiany LC, Arutyunyan S, Wong A, Duarte AM. Isotretinoin Associated Rhabdomyolysis: Monitoring Creatine Kinase and Educating Patients. Skin Appendage Disord. 2021;7(6):493-498.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300
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#ニキビ肌
#ニキビ跡
#ニキビ圧出
#イソトレチノイン
#採血検査
#筋トレ
#サプリメント

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノイン治療中の採血検査:筋肉の話」 〜文献から読み解く〜 「イソトレチノインを飲むと、筋肉に影響があると聞いたのですが…」 「ジムに通っているのですが、トレーニングは続けても大丈夫ですか?」 「筋肉が壊れるって本当ですか?怖くなってしまって… そんな声をいただくことがあります。 今日は、お薬と筋肉の関係について、文献をご紹介します。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ・このお薬を飲んでいる人の2〜3人に1人くらいで、筋肉に関わる「CK」という血液検査の数値が上がることがあります ・自覚症状がまったくなくても数値だけが高くなっていることがあり、「症状がないから大丈夫」とは言い切れません ・激しい運動、水分不足、一部のサプリメントは、まれに重い状態につながることがあります ✅解説 CK(クレアチンキナーゼ)は、筋肉の状態をあらわす血液検査の数値です。この文献では、イソトレチノインを飲んでいる人のおよそ2〜3人に1人(全体の16〜51%)で、このCKが上がることが報告されています。多くは心配のいらない一時的な変化ですが、ときに注意が必要なこともあります。文献では、2人の患者さんが紹介されています。1人目は16歳の男の子(イソトレチノイン治療中)で、水泳で運動量が増えたあとに両足の痛みを訴え、CKが基準値のおよそ30倍まで上がっていました。もう1人は18歳の男の子(イソトレチノインをこれから開始予定)で、まったく症状がないのに、治療を始める前の検査でCKが基準値の100倍以上に上がっていたのです。ここで大切なのは、2人目のように「症状がなくても数値だけが大きく上がっている」ことがある、という点です。CKがとても高い状態が続くと、まれに筋肉が壊れてしまう状態(横紋筋融解症)になり、また腎臓に負担がかかることもあります。だからこそ、「足が痛い」「だるい」といった症状が出てから調べるのでは遅いことがあるのです。 特に、ふだんから激しい運動をする方、水分が不足しがちな方、筋肉づくりのためのサプリメント(カフェインやクレアチンなどを含むもの)をよく使う方は、少し気にかけていただけると安心です。なお文献では、運動をする人がこのお薬を避けるべきだと言えるほどの証拠はまだない、とも書かれています。トレーニングそのものを止める必要はなく、「ほどほどに」「水分をとりながら」が基本の考え方です。 ✅当院の方針 当院では、CKの値を定期的にチェックしながら治療を進めています。症状がない方でも数値で経過を確認し、運動は「ほどほど」に、水分はこまめにとっていただくようお願いしています。筋肉づくり系のサプリメントを使っている方は、診察のときに教えてください。 数値は定期的に確認していますが、検査と検査の間にも体は変化します。長引く筋肉痛や強い倦怠感が出たときは、体からのサインかもしれませんので、早めにご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Fayiga FF, Reyes-Hadsall SC, Sebastiany LC, Arutyunyan S, Wong A, Duarte AM. Isotretinoin Associated Rhabdomyolysis: Monitoring Creatine Kinase and Educating Patients. Skin Appendage Disord. 2021;7(6):493-498. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #採血検査 #筋トレ #サプリメント

📝今回のテーマ
「イソトレチノイン治療中の採血検査:脂質の話」 
〜文献から読み解く〜 

「イソトレチノインを飲むと、血液検査でコレステロールや中性脂肪が引っかかると聞いて不安です…」

そんな声をいただくことがあります。
今日は、お薬と脂質(コレステロール・中性脂肪)の関係について、文献をご紹介します。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
・イソトレチノインで、総コレステロール・中性脂肪・LDL(悪玉)が上がり、HDL(善玉)が下がる傾向があります
・ただし、その多くは「非進行性」で、健康な方では大きな問題になりにくいとされています
・だからこそ「定期的にチェックすること」が大切です

✅解説
2025年に発表された、10件以上の研究をまとめた解析(システマティックレビュー)をご紹介します。

複数の研究で共通して報告されたのは、イソトレチノイン内服中に、総コレステロール・中性脂肪・LDL(いわゆる悪玉)がやや上がり、HDL(善玉)がやや下がる傾向です。一方で、こうした脂質の変化は飲み続けてもどんどん悪化していく性質のものではなく(=非進行性)、多くは治療終了後にもとに戻ると考えられています。

検査値が動くタイミングにも特徴があります。ある研究では、LDLと総コレステロールは内服開始から1〜2か月の早い時期に変化が出やすく、中性脂肪や肝臓の数値(AST・ALT)はもう少し経ってから変化することが報告されています。だからこそ、開始前と、開始後の決まった時期に検査をしておくことが大切になります。

肝臓の数値(AST・ALT)も上がることがありますが、変化の程度は脂質よりも小さいとされています。複数の研究が、これらの数値の変化は「重い症状につながるものではなく、ただちに高リスクと判断する基準には達しない」とまとめています。実際、ある大規模な解析では、毎月の血液検査までは必ずしも必要ないと結論づけられています。

ただし、これは「誰でも安心」という意味ではありません。もともと脂質異常症・高コレステロール血症・メタボリックシンドロームなどがある方では変化が出やすく、より丁寧な確認が必要とされています。最近の研究では、体質(遺伝子のタイプ)によって脂質の変わりやすさに個人差がある可能性も指摘されており、「一人ひとりに合わせた検査」の考え方が大切になってきています。

✅当院の方針
研究のなかには「毎月の検査までは必ずしも必要ない」とするものもありますが、当院では安全性を重視し、お一人おひとりの状態に合わせて検査の項目と頻度を調整しています。内服を始める前に血液検査(脂質・肝機能など)を行い、治療中も必要に応じて再検査を行います。脂質の値は治療中に変化することがありますが、多くは一時的なものです。気になる数値が出た場合も、その都度ご説明しながら進めますので、ご自身の判断で中断する必要はありません。検査の内容や結果について、ご不明の点がありましたら、診察時にお気軽にご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Sibi Krishna T, Kaur R, Malhotra V, et al. The Impact of Isotretinoin on Lipid Profile: a Systematic Review. Ann Med Surg (Lond). 2025;87(7):4395-4403.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
51万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#ニキビ肌
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#ニキビ圧出
#イソトレチノイン
#イソトレチノインと採血検査
#中性脂肪
#コレステロール
#脂質異常症

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノイン治療中の採血検査:脂質の話」 〜文献から読み解く〜 「イソトレチノインを飲むと、血液検査でコレステロールや中性脂肪が引っかかると聞いて不安です…」 そんな声をいただくことがあります。 今日は、お薬と脂質(コレステロール・中性脂肪)の関係について、文献をご紹介します。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ・イソトレチノインで、総コレステロール・中性脂肪・LDL(悪玉)が上がり、HDL(善玉)が下がる傾向があります ・ただし、その多くは「非進行性」で、健康な方では大きな問題になりにくいとされています ・だからこそ「定期的にチェックすること」が大切です ✅解説 2025年に発表された、10件以上の研究をまとめた解析(システマティックレビュー)をご紹介します。 複数の研究で共通して報告されたのは、イソトレチノイン内服中に、総コレステロール・中性脂肪・LDL(いわゆる悪玉)がやや上がり、HDL(善玉)がやや下がる傾向です。一方で、こうした脂質の変化は飲み続けてもどんどん悪化していく性質のものではなく(=非進行性)、多くは治療終了後にもとに戻ると考えられています。 検査値が動くタイミングにも特徴があります。ある研究では、LDLと総コレステロールは内服開始から1〜2か月の早い時期に変化が出やすく、中性脂肪や肝臓の数値(AST・ALT)はもう少し経ってから変化することが報告されています。だからこそ、開始前と、開始後の決まった時期に検査をしておくことが大切になります。 肝臓の数値(AST・ALT)も上がることがありますが、変化の程度は脂質よりも小さいとされています。複数の研究が、これらの数値の変化は「重い症状につながるものではなく、ただちに高リスクと判断する基準には達しない」とまとめています。実際、ある大規模な解析では、毎月の血液検査までは必ずしも必要ないと結論づけられています。 ただし、これは「誰でも安心」という意味ではありません。もともと脂質異常症・高コレステロール血症・メタボリックシンドロームなどがある方では変化が出やすく、より丁寧な確認が必要とされています。最近の研究では、体質(遺伝子のタイプ)によって脂質の変わりやすさに個人差がある可能性も指摘されており、「一人ひとりに合わせた検査」の考え方が大切になってきています。 ✅当院の方針 研究のなかには「毎月の検査までは必ずしも必要ない」とするものもありますが、当院では安全性を重視し、お一人おひとりの状態に合わせて検査の項目と頻度を調整しています。内服を始める前に血液検査(脂質・肝機能など)を行い、治療中も必要に応じて再検査を行います。脂質の値は治療中に変化することがありますが、多くは一時的なものです。気になる数値が出た場合も、その都度ご説明しながら進めますので、ご自身の判断で中断する必要はありません。検査の内容や結果について、ご不明の点がありましたら、診察時にお気軽にご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Sibi Krishna T, Kaur R, Malhotra V, et al. The Impact of Isotretinoin on Lipid Profile: a Systematic Review. Ann Med Surg (Lond). 2025;87(7):4395-4403. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #イソトレチノインと採血検査 #中性脂肪 #コレステロール #脂質異常症

📝今回のテーマ
「イソトレチノイン治療中の採血検査って何のため?」 
〜文献から読み解く〜 

「毎回どんな項目を調べているんですか?」 

イソトレチノイン治療を始めると、定期的に採血検査を行います。 
「なぜ必要なの?」「何を見ているの?」という質問は外来でもよくいただきます。 
今回は、採血検査の目的と項目について、米国のガイドラインをもとにご紹介します。

<はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。

✅結論
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
・採血検査は、副作用を早期に把握し、安全に治療を続けるために行う 
・米国ガイドラインは「肝機能・脂質」を中心に推奨し、血球数の定期検査は不要としている 
・検査値の異常はまれで、多くは軽度かつ可逆的と報告されている

✅解説
・なぜ採血をするの? 
イソトレチノイン内服治療では肝機能や脂質値などに影響が出ることがあります。 
これらを定期的に確認し、変化を早めに把握することで、安全に治療を続けることができます。 

・米国皮膚科学会(AAD)2024年ガイドラインでは、治療中のモニタリング項目として、以下が推奨されています。 

①肝機能検査 
②空腹時脂質パネル(中性脂肪・コレステロール) 
③妊娠検査(妊娠の可能性のある方) 

一方で、血球数(CBC)の定期的なモニタリングは不要と明記されています。 
複数の研究をまとめた結果、重篤な血球数の異常は観察されず、
22名の専門家による合意でも、確認すべき項目は肝機能と中性脂肪に絞られています。 

・検査値の異常はどのくらい起こる? 
ガイドラインがまとめた複数の研究では、検査値の異常が見られても、その多くは軽度で、
治療を調整したり終えたりすれば戻るものがほとんどと報告されています。
重度の異常はごくまれ、というのが共通した見解です。 

・検査のタイミング 
採血は、やみくもに頻回に行うものではありません。 
近年の研究では、健康な方では開始前と治療経過の節目など、必要なタイミングでの確認で十分とする考え方が示されています。

✅当院の方針
イソトレチノイン治療中の採血検査は、副作用を早期に把握し、安全に治療を続けるために行うものです。
国際的には検査項目を必要十分に絞る流れがある一方、各医療機関が安全性を考慮して項目を調整しているのが現状です。
当院では、ガイドラインで推奨される項目に加えて、患者さんの状態や安全性をより丁寧に確認するため、
必要に応じて腎機能・CK(筋肉の指標)・血球数なども追加しています。検査項目や頻度は、一人ひとりの状態に合わせて調整しています。検査の内容や結果について、ご不明の点がありましたら、診察時にお気軽にご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Reynolds RV, Yeung H, Cheng CE, et al. Guidelines of care for the management of acne vulgaris. J Am Acad Dermatol. 2024;90(5):1006.e1-1006.e30.

1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 
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#ニキビ改善
#ニキビ肌
#ニキビ跡
#ニキビ圧出
#イソトレチノイン
#イソトレチノインと採血検査

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノイン治療中の採血検査って何のため?」 〜文献から読み解く〜 「毎回どんな項目を調べているんですか?」 イソトレチノイン治療を始めると、定期的に採血検査を行います。 「なぜ必要なの?」「何を見ているの?」という質問は外来でもよくいただきます。 今回は、採血検査の目的と項目について、米国のガイドラインをもとにご紹介します。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としています。経口イソトレチノインは、日本ではニキビ治療薬として承認されておらず、同一成分の国内承認医薬品もありません。検査項目や頻度は医療機関の方針により異なります。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ・採血検査は、副作用を早期に把握し、安全に治療を続けるために行う ・米国ガイドラインは「肝機能・脂質」を中心に推奨し、血球数の定期検査は不要としている ・検査値の異常はまれで、多くは軽度かつ可逆的と報告されている ✅解説 ・なぜ採血をするの? イソトレチノイン内服治療では肝機能や脂質値などに影響が出ることがあります。 これらを定期的に確認し、変化を早めに把握することで、安全に治療を続けることができます。 ・米国皮膚科学会(AAD)2024年ガイドラインでは、治療中のモニタリング項目として、以下が推奨されています。 ①肝機能検査 ②空腹時脂質パネル(中性脂肪・コレステロール) ③妊娠検査(妊娠の可能性のある方) 一方で、血球数(CBC)の定期的なモニタリングは不要と明記されています。 複数の研究をまとめた結果、重篤な血球数の異常は観察されず、 22名の専門家による合意でも、確認すべき項目は肝機能と中性脂肪に絞られています。 ・検査値の異常はどのくらい起こる? ガイドラインがまとめた複数の研究では、検査値の異常が見られても、その多くは軽度で、 治療を調整したり終えたりすれば戻るものがほとんどと報告されています。 重度の異常はごくまれ、というのが共通した見解です。 ・検査のタイミング 採血は、やみくもに頻回に行うものではありません。 近年の研究では、健康な方では開始前と治療経過の節目など、必要なタイミングでの確認で十分とする考え方が示されています。 ✅当院の方針 イソトレチノイン治療中の採血検査は、副作用を早期に把握し、安全に治療を続けるために行うものです。 国際的には検査項目を必要十分に絞る流れがある一方、各医療機関が安全性を考慮して項目を調整しているのが現状です。 当院では、ガイドラインで推奨される項目に加えて、患者さんの状態や安全性をより丁寧に確認するため、 必要に応じて腎機能・CK(筋肉の指標)・血球数なども追加しています。検査項目や頻度は、一人ひとりの状態に合わせて調整しています。検査の内容や結果について、ご不明の点がありましたら、診察時にお気軽にご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Reynolds RV, Yeung H, Cheng CE, et al. Guidelines of care for the management of acne vulgaris. J Am Acad Dermatol. 2024;90(5):1006.e1-1006.e30. 1999年の開院から27年「肌のかかりつけ」として、 51万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン #イソトレチノインと採血検査

📝今回のテーマ 「イソトレチノインってどんな薬?」
 〜国内外のガイドラインを読み解く〜

「ニキビがどうしても治らないんですが、強い薬ってありますか?」 
「海外でアキュテインっていう薬を聞いたんですけど、何ですか?」

外来でも質問が増えてきたイソトレチノイン。
SNSやネットでも目にする機会が増えていますが、実際にはどんな薬で、世界と日本でどう位置づけられているのでしょうか? 
各国のガイドラインをもとにご紹介します。

<はじめに>
本投稿は学術情報の紹介を目的としており、特定の治療を推奨するものではありません。経口イソトレチノインは米国・欧州では1982〜1983年に承認され、40年以上使用されていますが、日本においては未承認医薬品であり、同一成分の国内承認医薬品はありません。

✅結論 
今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 
・すべてのニキビに使う薬ではなく、重症・難治例向けの選択肢 
・米国では重症・難治例に「強く推奨」、日本では未承認でガイドラインの採用対象外 
・催奇形性をはじめとする副作用への厳格な管理が前提とされる

✅解説
・そもそもどんな薬? 
ビタミンAの誘導体で、1982年に米国FDAが重症ニキビ治療薬として承認しました。海外では40年以上使われています。

・なぜ効くのか? 
皮脂腺を小さくして皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりを改善し、炎症を抑えるという、ニキビの病態に複数の方向から働きかけるのが特徴です。

・米国皮膚科学会(AAD)2024年ガイドラインでは、経口イソトレチノインは以下のいずれかに該当するニキビに限って「強く推奨」されています。

①重症のニキビ 
②心理社会的負担を引き起こすニキビ 
③瘢痕(ニキビ跡)を引き起こすニキビ 
④標準的な経口・外用療法で改善しないニキビ

つまり、軽症のニキビにいきなり使う薬ではなく、他の治療で改善しない場合や重症例に限った選択肢です。
なお、米国での処方は妊娠予防プログラム(iPLEDGE)への登録を前提に行われており、この厳格な安全管理体制の上で「強く推奨」されている点に留意が必要です。

・日本皮膚科学会2023年ガイドラインでは、本邦で承認されている医薬品・施術のみを採用する方針のため、未承認薬であるイソトレチノインは採用対象外とされています。

<主な副作用> 
・皮膚、口唇、眼の乾燥は高い頻度で生じます 
・鼻出血、筋肉痛、関節痛なども比較的多く見られます 
・肝機能や脂質値の異常があり、定期的な血液検査が必要です 
・うつ症状との関連は長年議論されてきましたが、近年の大規模研究では明確な因果関係は示されていません

<最も重要な注意点>
・妊娠中の服用は先天奇形や自然流産のリスクがあることが知られています。服用前・服用中・服用中止後の一定期間にわたる厳格な避妊管理が必須です。

✅当院の方針
重症ニキビには有効性が示されているお薬ですが、副作用や妊娠への影響もあり、しっかりとした管理のもとで内服する必要があるお薬です。ニキビ治療についてご不明な点やご質問があれば、診察時にお気軽にご相談ください。

✅文献紹介
・Reynolds RV et al. J Am Acad Dermatol. 2024;90(5):1006.e1-1006.e30 
・日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」

1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、
48万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#ニキビ改善
#ニキビ肌
#ニキビ跡
#ニキビ圧出
#イソトレチノイン

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「イソトレチノインってどんな薬?」 〜国内外のガイドラインを読み解く〜 「ニキビがどうしても治らないんですが、強い薬ってありますか?」 「海外でアキュテインっていう薬を聞いたんですけど、何ですか?」 外来でも質問が増えてきたイソトレチノイン。 SNSやネットでも目にする機会が増えていますが、実際にはどんな薬で、世界と日本でどう位置づけられているのでしょうか? 各国のガイドラインをもとにご紹介します。 <はじめに> 本投稿は学術情報の紹介を目的としており、特定の治療を推奨するものではありません。経口イソトレチノインは米国・欧州では1982〜1983年に承認され、40年以上使用されていますが、日本においては未承認医薬品であり、同一成分の国内承認医薬品はありません。 ✅結論 今回お伝えしたいポイントは次の3つです。 ・すべてのニキビに使う薬ではなく、重症・難治例向けの選択肢 ・米国では重症・難治例に「強く推奨」、日本では未承認でガイドラインの採用対象外 ・催奇形性をはじめとする副作用への厳格な管理が前提とされる ✅解説 ・そもそもどんな薬? ビタミンAの誘導体で、1982年に米国FDAが重症ニキビ治療薬として承認しました。海外では40年以上使われています。 ・なぜ効くのか? 皮脂腺を小さくして皮脂の分泌を抑え、毛穴の詰まりを改善し、炎症を抑えるという、ニキビの病態に複数の方向から働きかけるのが特徴です。 ・米国皮膚科学会(AAD)2024年ガイドラインでは、経口イソトレチノインは以下のいずれかに該当するニキビに限って「強く推奨」されています。 ①重症のニキビ ②心理社会的負担を引き起こすニキビ ③瘢痕(ニキビ跡)を引き起こすニキビ ④標準的な経口・外用療法で改善しないニキビ つまり、軽症のニキビにいきなり使う薬ではなく、他の治療で改善しない場合や重症例に限った選択肢です。 なお、米国での処方は妊娠予防プログラム(iPLEDGE)への登録を前提に行われており、この厳格な安全管理体制の上で「強く推奨」されている点に留意が必要です。 ・日本皮膚科学会2023年ガイドラインでは、本邦で承認されている医薬品・施術のみを採用する方針のため、未承認薬であるイソトレチノインは採用対象外とされています。 <主な副作用> ・皮膚、口唇、眼の乾燥は高い頻度で生じます ・鼻出血、筋肉痛、関節痛なども比較的多く見られます ・肝機能や脂質値の異常があり、定期的な血液検査が必要です ・うつ症状との関連は長年議論されてきましたが、近年の大規模研究では明確な因果関係は示されていません <最も重要な注意点> ・妊娠中の服用は先天奇形や自然流産のリスクがあることが知られています。服用前・服用中・服用中止後の一定期間にわたる厳格な避妊管理が必須です。 ✅当院の方針 重症ニキビには有効性が示されているお薬ですが、副作用や妊娠への影響もあり、しっかりとした管理のもとで内服する必要があるお薬です。ニキビ治療についてご不明な点やご質問があれば、診察時にお気軽にご相談ください。 ✅文献紹介 ・Reynolds RV et al. J Am Acad Dermatol. 2024;90(5):1006.e1-1006.e30 ・日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #イソトレチノイン

📝今回のテーマ
ニキビって、お肌だけの問題じゃないんです!

「ニキビが気になって人と会うのがつらい…」
「ストレスが多いと悪化する気がする…」 
外来でよくいただくこんなお声。
実は最近の研究で、ニキビと心の状態、生活習慣には深いつながりがあることがわかってきました。
今日はその最新の知見をご紹介します。

✅結論
今回の研究からわかるポイントは次の3つです。
ニキビに悩む方220名を調べた研究から、
・ニキビと最も強く関連していたのは「体質・家族歴」
・気持ちの落ち込みや不安、食べ方の乱れを抱える方が、ニキビのない方より多い傾向
・ニキビの「見た目の重さ」より、本人のつらさの方が心の状態とつながっていた

✅解説
〈まず、体質の影響が大きい〉
この研究で、ニキビと最も強く関連していたのは家族歴でした。家族にニキビ体質の方がいると、ニキビのある人での該当しやすさは約5.5倍、家族歴が強い(多くの家族が経験している)場合はさらに高い関連がみられました。ニキビは「スキンケアが足りないから」「気のゆるみ」ではなく、体質の影響も無視することができません。

〈心の状態〉
ニキビに悩む方のおよそ4人に1人に気分の落ち込みが、約8〜9人に1人に強い不安がみられました。ニキビのない方では、強い症状に限るとどちらも100人に1人ほどでした。

〈食べ方とのつながり〉
「お腹がいっぱいでも止まらない食べすぎ」のある方は、ニキビに悩むグループに約2.4倍多くみられました。夜に食べてしまう習慣も多めでした。食事や体型のことで気になることがあれば、一人で抱えず気軽にご相談ください。

〈見た目より「つらさ」〉
肌の状態を点数で測っても心の状態とはあまり関係せず、ご本人が感じる生活のつらさの方が、気分や不安と結びついていました。

※この研究は一時点の調査(横断研究)のため、「ニキビが心の不調を起こす」または「その逆」といった因果関係までは示せすことができません。あくまで“関連がある”という結果です。

✅当院の方針
食生活や睡眠など、暮らし全体からニキビを一緒に考えます。ニキビは体質の影響も無視することができず、「気の持ちよう」や「スキンケアの不十分さ」だけで起こるものではありません。一人で抱え込まず、気になることは何でもお話しください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Yazıcı A, Döndü A. Multidimensional assessment of acne vulgaris: links between psychiatric symptoms, disordered eating, and dermatologic severity. Front Med (Lausanne). 2026;13:1790521.

1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、
48万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300
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#ニキビ肌
#ニキビ跡
#ニキビ圧出
#ニキビと食事
#ニキビと生活習慣

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ ニキビって、お肌だけの問題じゃないんです! 「ニキビが気になって人と会うのがつらい…」 「ストレスが多いと悪化する気がする…」 外来でよくいただくこんなお声。 実は最近の研究で、ニキビと心の状態、生活習慣には深いつながりがあることがわかってきました。 今日はその最新の知見をご紹介します。 ✅結論 今回の研究からわかるポイントは次の3つです。 ニキビに悩む方220名を調べた研究から、 ・ニキビと最も強く関連していたのは「体質・家族歴」 ・気持ちの落ち込みや不安、食べ方の乱れを抱える方が、ニキビのない方より多い傾向 ・ニキビの「見た目の重さ」より、本人のつらさの方が心の状態とつながっていた ✅解説 〈まず、体質の影響が大きい〉 この研究で、ニキビと最も強く関連していたのは家族歴でした。家族にニキビ体質の方がいると、ニキビのある人での該当しやすさは約5.5倍、家族歴が強い(多くの家族が経験している)場合はさらに高い関連がみられました。ニキビは「スキンケアが足りないから」「気のゆるみ」ではなく、体質の影響も無視することができません。 〈心の状態〉 ニキビに悩む方のおよそ4人に1人に気分の落ち込みが、約8〜9人に1人に強い不安がみられました。ニキビのない方では、強い症状に限るとどちらも100人に1人ほどでした。 〈食べ方とのつながり〉 「お腹がいっぱいでも止まらない食べすぎ」のある方は、ニキビに悩むグループに約2.4倍多くみられました。夜に食べてしまう習慣も多めでした。食事や体型のことで気になることがあれば、一人で抱えず気軽にご相談ください。 〈見た目より「つらさ」〉 肌の状態を点数で測っても心の状態とはあまり関係せず、ご本人が感じる生活のつらさの方が、気分や不安と結びついていました。 ※この研究は一時点の調査(横断研究)のため、「ニキビが心の不調を起こす」または「その逆」といった因果関係までは示せすことができません。あくまで“関連がある”という結果です。 ✅当院の方針 食生活や睡眠など、暮らし全体からニキビを一緒に考えます。ニキビは体質の影響も無視することができず、「気の持ちよう」や「スキンケアの不十分さ」だけで起こるものではありません。一人で抱え込まず、気になることは何でもお話しください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Yazıcı A, Döndü A. Multidimensional assessment of acne vulgaris: links between psychiatric symptoms, disordered eating, and dermatologic severity. Front Med (Lausanne). 2026;13:1790521. 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #ニキビと食事 #ニキビと生活習慣

📝今回のテーマ
「牛乳ってニキビに悪いんですか?」
〜78,529人を解析した大規模研究から〜

「先生、牛乳やヨーグルトってニキビに悪いって本当ですか?」
「子どもが毎日乳製品をとってるんですけど、減らした方がいいですか?」

外来でとてもよく聞かれる質問です。
ネットやSNSで「乳製品はニキビの原因」という情報がある一方、「気にしすぎ」という意見もあり、患者さんも迷われているようです。
実際のところ、エビデンスは何と言っているのでしょうか? 今回は7万人以上を解析した大規模研究をご紹介します。

✅結論
今回の研究からわかるポイントは次の3つです。
・乳製品をよくとる人は、ニキビができやすい傾向がある(ただしその差はわずか)
・「週に数回」程度なら、はっきりした影響は見られない
・「乳製品をやめればニキビが治る」と証明されたわけではない

✅解説
これまで「乳製品とニキビの関係」については研究によって結果がバラバラでしたが、
2018年に7〜30歳の78,529人を対象にした大規模な研究のまとめが発表されました。

*乳製品の種類別の傾向
牛乳、ヨーグルト、チーズなど、いずれの乳製品でもよくとる人ほどニキビができやすい傾向が見られました。
ただし、その差は「ものすごく大きい」というほどではなく、1.2〜1.4倍程度の控えめな差です。

*飲む量・頻度との関係(牛乳の場合)
これが今回いちばん実用的なポイントです。

・週に1杯未満 → 影響なし
・週に2〜6杯 → はっきりした差は見られない
・1日1杯以上 → ニキビができやすい傾向が出てくる

つまり「たまに飲む程度なら気にしなくてよさそうだが、毎日となると話が変わる」というイメージです。

*意外な結果:低脂肪乳・スキムミルクの方がリスクが高い
「低脂肪なら安心」と思われがちですが、ニキビに関しては逆の傾向が出ました。
著者らは「低脂肪乳を選ぶ人はそもそも飲む量が多くなりがち」だからではないかと考察しています。

*なぜ乳製品でニキビが悪化するの?
乳製品に含まれる成分が、皮脂を増やしたり毛穴の詰まりを起こしたりするホルモン(IGF-1)を体内で増やすため、と考えられています。

*この研究の限界
・「食生活を聞き取って分析した」タイプの研究なので、「乳製品が原因」とまでは断定できません。
・乳製品をよくとる人が、ほかにも甘いものや脂っこいものを多くとっている可能性もあります。
・「乳製品をやめればニキビが治る」ことを示した研究ではありません。

✅当院の方針
日本皮膚科学会のガイドラインでも、食事制限はあくまで補助的な位置づけです。
ただし、ニキビが繰り返しできる方・治療してもなかなか良くならない方は、食生活を振り返ってみることも有用かもしれません。

今回の研究を踏まえると:
・週に数回程度の乳製品なら、気にしすぎる必要はありません
・毎日たっぷり乳製品をとっている方は、少し減らしてみるのは試す価値あり
・「完全にやめる」必要はなく、カルシウムなどの栄養面も大切に

冒頭のお子さんの例なら、「無理にやめさせる必要はないけれど、ニキビが気になるなら一度減らして様子を見る」というのが現実的な答えになります。食事と肌の関係についてご相談がある方は、診察時にお気軽にお声がけください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Juhl CR, Bergholdt HKM, Miller IM, Jemec GBE, Kanters JK, Ellervik C. Dairy Intake and Acne Vulgaris: A Systematic Review and Meta-Analysis of 78,529 Children, Adolescents, and Young Adults. Nutrients. 2018;10(8):1049.

1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、
48万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#ニキビと牛乳
#ニキビと乳製品

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 「牛乳ってニキビに悪いんですか?」 〜78,529人を解析した大規模研究から〜 「先生、牛乳やヨーグルトってニキビに悪いって本当ですか?」 「子どもが毎日乳製品をとってるんですけど、減らした方がいいですか?」 外来でとてもよく聞かれる質問です。 ネットやSNSで「乳製品はニキビの原因」という情報がある一方、「気にしすぎ」という意見もあり、患者さんも迷われているようです。 実際のところ、エビデンスは何と言っているのでしょうか? 今回は7万人以上を解析した大規模研究をご紹介します。 ✅結論 今回の研究からわかるポイントは次の3つです。 ・乳製品をよくとる人は、ニキビができやすい傾向がある(ただしその差はわずか) ・「週に数回」程度なら、はっきりした影響は見られない ・「乳製品をやめればニキビが治る」と証明されたわけではない ✅解説 これまで「乳製品とニキビの関係」については研究によって結果がバラバラでしたが、 2018年に7〜30歳の78,529人を対象にした大規模な研究のまとめが発表されました。 *乳製品の種類別の傾向 牛乳、ヨーグルト、チーズなど、いずれの乳製品でもよくとる人ほどニキビができやすい傾向が見られました。 ただし、その差は「ものすごく大きい」というほどではなく、1.2〜1.4倍程度の控えめな差です。 *飲む量・頻度との関係(牛乳の場合) これが今回いちばん実用的なポイントです。 ・週に1杯未満 → 影響なし ・週に2〜6杯 → はっきりした差は見られない ・1日1杯以上 → ニキビができやすい傾向が出てくる つまり「たまに飲む程度なら気にしなくてよさそうだが、毎日となると話が変わる」というイメージです。 *意外な結果:低脂肪乳・スキムミルクの方がリスクが高い 「低脂肪なら安心」と思われがちですが、ニキビに関しては逆の傾向が出ました。 著者らは「低脂肪乳を選ぶ人はそもそも飲む量が多くなりがち」だからではないかと考察しています。 *なぜ乳製品でニキビが悪化するの? 乳製品に含まれる成分が、皮脂を増やしたり毛穴の詰まりを起こしたりするホルモン(IGF-1)を体内で増やすため、と考えられています。 *この研究の限界 ・「食生活を聞き取って分析した」タイプの研究なので、「乳製品が原因」とまでは断定できません。 ・乳製品をよくとる人が、ほかにも甘いものや脂っこいものを多くとっている可能性もあります。 ・「乳製品をやめればニキビが治る」ことを示した研究ではありません。 ✅当院の方針 日本皮膚科学会のガイドラインでも、食事制限はあくまで補助的な位置づけです。 ただし、ニキビが繰り返しできる方・治療してもなかなか良くならない方は、食生活を振り返ってみることも有用かもしれません。 今回の研究を踏まえると: ・週に数回程度の乳製品なら、気にしすぎる必要はありません ・毎日たっぷり乳製品をとっている方は、少し減らしてみるのは試す価値あり ・「完全にやめる」必要はなく、カルシウムなどの栄養面も大切に 冒頭のお子さんの例なら、「無理にやめさせる必要はないけれど、ニキビが気になるなら一度減らして様子を見る」というのが現実的な答えになります。食事と肌の関係についてご相談がある方は、診察時にお気軽にお声がけください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Juhl CR, Bergholdt HKM, Miller IM, Jemec GBE, Kanters JK, Ellervik C. Dairy Intake and Acne Vulgaris: A Systematic Review and Meta-Analysis of 78,529 Children, Adolescents, and Young Adults. Nutrients. 2018;10(8):1049. 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #ニキビと牛乳 #ニキビと乳製品

📝今回のテーマ
日本ではニキビはどのくらい広がっている? 
国内の疫学データからわかること

前回は世界規模のデータをご紹介しましたが、「日本ではどうなんですか?」というご質問もよくいただきます。
実は日本人を対象とした大規模な疫学調査はそれほど多くありません。
それでも、これまでの国内調査からは、日本ならではの傾向もいくつか見えてきています。
今回は、日本のニキビ疫学についてわかっていることを少しご紹介します。

✅結論
今回の調査からわかるポイントは次の3つです。 
・日本ではほとんどの人が一度はニキビを経験します(20人中19人以上) 。
・一番ひどくなりやすいのは中学3年生ごろです 。
・それでも病院を受診する人は6人に1人程度にとどまっています。

✅解説
2018年に小学6年生から大学生まで916人を対象に行われた調査では、興味深い結果が見えてきました。まず、ニキビができたことがある人の割合を学年ごとに見ていくと、小学6年生では3人に1人ほどですが、中学生になると一気に増え、中学3年生ではクラスに10人いれば9人近くがニキビに悩んでいる計算になります。大学生になるころには、これまでにニキビを経験した人は20人中19人以上にのぼります。つまり、ほぼ全員が一度は経験する、とても身近な肌トラブルということです。ニキビが初めてできる年齢は、男性で平均13.3歳、女性で平均12.7歳。女性のほうが少し早く始まる傾向があります。最初にできやすい場所はおでこで、3人に2人がここから始まります。年齢が上がるにつれて、頬やあごへと広がっていくのも特徴です。悪化のきっかけとして多くの方が挙げているのは、ストレス・睡眠不足・触ること・汗・不規則な食事など。中高生は「睡眠不足」を、大学生は「ストレス」を一番に挙げる傾向がありました。また、ニキビを「触らないようにしているけど触ってしまう」という方は、なんと2人に1人近くにのぼります。そして気になるのが、医療機関を受診している人の割合です。ニキビに悩んでいる人のうち、皮膚科などを受診しているのはわずか16.2%、6人に1人程度。多くの方は、洗顔などのセルフケアや市販薬で対処しているのが現状です。さらに、ニキビの初期症状である「面皰(めんぽう・コメド)」という言葉を知っている人は20人に1人ほどしかいませんでした。ちなみに、医療機関で治療を受けた方の満足度は7割を超えていて、きちんと受診した方の多くが満足できる結果を得ていることもわかっています。

✅当院の方針
ニキビは放っておくと跡が残ってしまうこともあるため、早めの対応が大切です。当院では、肌質や生活習慣に合わせた治療プランをご提案し、洗顔やスキンケアの方法も丁寧にお伝えしています。「これくらいで受診していいのかな?」という軽い段階でのご相談も歓迎していますので、お気軽にお越しください。

✅論文紹介
谷崎 英昭ほか. 本邦における尋常性痤瘡のアンケートによる疫学的調査成績 2018. 日本皮膚科学会雑誌. 2020, 130(8), p.1811-1819

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タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ 日本ではニキビはどのくらい広がっている? 国内の疫学データからわかること 前回は世界規模のデータをご紹介しましたが、「日本ではどうなんですか?」というご質問もよくいただきます。 実は日本人を対象とした大規模な疫学調査はそれほど多くありません。 それでも、これまでの国内調査からは、日本ならではの傾向もいくつか見えてきています。 今回は、日本のニキビ疫学についてわかっていることを少しご紹介します。 ✅結論 今回の調査からわかるポイントは次の3つです。 ・日本ではほとんどの人が一度はニキビを経験します(20人中19人以上) 。 ・一番ひどくなりやすいのは中学3年生ごろです 。 ・それでも病院を受診する人は6人に1人程度にとどまっています。 ✅解説 2018年に小学6年生から大学生まで916人を対象に行われた調査では、興味深い結果が見えてきました。まず、ニキビができたことがある人の割合を学年ごとに見ていくと、小学6年生では3人に1人ほどですが、中学生になると一気に増え、中学3年生ではクラスに10人いれば9人近くがニキビに悩んでいる計算になります。大学生になるころには、これまでにニキビを経験した人は20人中19人以上にのぼります。つまり、ほぼ全員が一度は経験する、とても身近な肌トラブルということです。ニキビが初めてできる年齢は、男性で平均13.3歳、女性で平均12.7歳。女性のほうが少し早く始まる傾向があります。最初にできやすい場所はおでこで、3人に2人がここから始まります。年齢が上がるにつれて、頬やあごへと広がっていくのも特徴です。悪化のきっかけとして多くの方が挙げているのは、ストレス・睡眠不足・触ること・汗・不規則な食事など。中高生は「睡眠不足」を、大学生は「ストレス」を一番に挙げる傾向がありました。また、ニキビを「触らないようにしているけど触ってしまう」という方は、なんと2人に1人近くにのぼります。そして気になるのが、医療機関を受診している人の割合です。ニキビに悩んでいる人のうち、皮膚科などを受診しているのはわずか16.2%、6人に1人程度。多くの方は、洗顔などのセルフケアや市販薬で対処しているのが現状です。さらに、ニキビの初期症状である「面皰(めんぽう・コメド)」という言葉を知っている人は20人に1人ほどしかいませんでした。ちなみに、医療機関で治療を受けた方の満足度は7割を超えていて、きちんと受診した方の多くが満足できる結果を得ていることもわかっています。 ✅当院の方針 ニキビは放っておくと跡が残ってしまうこともあるため、早めの対応が大切です。当院では、肌質や生活習慣に合わせた治療プランをご提案し、洗顔やスキンケアの方法も丁寧にお伝えしています。「これくらいで受診していいのかな?」という軽い段階でのご相談も歓迎していますので、お気軽にお越しください。 ✅論文紹介 谷崎 英昭ほか. 本邦における尋常性痤瘡のアンケートによる疫学的調査成績 2018. 日本皮膚科学会雑誌. 2020, 130(8), p.1811-1819 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #思春期ニキビ

📝今回のテーマ
ニキビは世界的にどのくらい広がっている? 
最新の疫学データから見えてくること

「ニキビって多いんですか?」と外来でもよくご質問いただきます。
実は世界規模で見ると、ニキビは非常に多くの方が悩む疾患です。
今回は204カ国・31年分のデータを分析した大規模研究をご紹介します。

✅結論
今回の研究からわかるポイントは次の3つです。 
・ニキビは世界中で増加傾向にあり、特に10〜14歳での増加が顕著です 
・15〜19歳でニキビに悩む人が最も多く、女性は男性より約25%多い傾向があります 
・先進国ほど多い傾向がありますが、発展途上地域でも急速に増加しています

✅解説
この研究では、世界204カ国・地域を対象に1990年から2021年までの31年間にわたってニキビの動向を追跡しました。2021年時点で、10〜24歳の若者では10万人あたり約9,800人がニキビに悩んでいます。1990年の約8,560人と比べると、この30年で大きく増加していることがわかります。年齢別では15〜19歳が最も多く、次いで増加スピードが速いのが10〜14歳という低年齢層です。ニキビの「低年齢化」が世界的に起きていることを示す結果といえます。性別では、女性は男性より約25%多くニキビに悩んでいることが明らかになりました。地域別では西ヨーロッパで最も多く、北アフリカ・中東では増加のスピードが最も大きいという違いも見られました。ニキビは「よくある肌荒れ」と思われがちですが、この研究ではQOL(生活の質)や自己肯定感に与える影響も定量化されており、医学的にも生活の質に関わる重要な疾患として位置づけられています。食生活の西洋化や生活習慣の変化が背景にある可能性も指摘されており、ニキビはいまや世界共通の課題となっています。

✅当院の方針
ニキビは世界的に増加している疾患であり、「そのうち治る」と放置するのは得策ではありません。当院では、年齢・性別・肌質・生活環境に合わせて、外用薬・内服薬・スキンケア指導・施術を組み合わせた個別治療を行っています。「思春期だから仕方ない」と諦めずに、まずはお気軽にご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Zhu Z, Zhong X, Luo Z, et al. Global, regional and national burdens of acne vulgaris in adolescents and young adults aged 10-24 years from 1990 to 2021: a trend analysis. Br J Dermatol. 2025;192(2):228-237.

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#思春期ニキビ

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ ニキビは世界的にどのくらい広がっている? 最新の疫学データから見えてくること 「ニキビって多いんですか?」と外来でもよくご質問いただきます。 実は世界規模で見ると、ニキビは非常に多くの方が悩む疾患です。 今回は204カ国・31年分のデータを分析した大規模研究をご紹介します。 ✅結論 今回の研究からわかるポイントは次の3つです。 ・ニキビは世界中で増加傾向にあり、特に10〜14歳での増加が顕著です ・15〜19歳でニキビに悩む人が最も多く、女性は男性より約25%多い傾向があります ・先進国ほど多い傾向がありますが、発展途上地域でも急速に増加しています ✅解説 この研究では、世界204カ国・地域を対象に1990年から2021年までの31年間にわたってニキビの動向を追跡しました。2021年時点で、10〜24歳の若者では10万人あたり約9,800人がニキビに悩んでいます。1990年の約8,560人と比べると、この30年で大きく増加していることがわかります。年齢別では15〜19歳が最も多く、次いで増加スピードが速いのが10〜14歳という低年齢層です。ニキビの「低年齢化」が世界的に起きていることを示す結果といえます。性別では、女性は男性より約25%多くニキビに悩んでいることが明らかになりました。地域別では西ヨーロッパで最も多く、北アフリカ・中東では増加のスピードが最も大きいという違いも見られました。ニキビは「よくある肌荒れ」と思われがちですが、この研究ではQOL(生活の質)や自己肯定感に与える影響も定量化されており、医学的にも生活の質に関わる重要な疾患として位置づけられています。食生活の西洋化や生活習慣の変化が背景にある可能性も指摘されており、ニキビはいまや世界共通の課題となっています。 ✅当院の方針 ニキビは世界的に増加している疾患であり、「そのうち治る」と放置するのは得策ではありません。当院では、年齢・性別・肌質・生活環境に合わせて、外用薬・内服薬・スキンケア指導・施術を組み合わせた個別治療を行っています。「思春期だから仕方ない」と諦めずに、まずはお気軽にご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Zhu Z, Zhong X, Luo Z, et al. Global, regional and national burdens of acne vulgaris in adolescents and young adults aged 10-24 years from 1990 to 2021: a trend analysis. Br J Dermatol. 2025;192(2):228-237. 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #思春期ニキビ

📝今回のテーマ
ニキビと睡眠の深い関係―寝不足で悪化するって本当?

今回は「睡眠とニキビの関係」についてです。 
「夜更かしするとニキビが悪化する気がする」 
そんなふうに感じたことはないでしょうか。

✅結論
今回のレビュー研究からわかるポイントは次の3つです。 
・ニキビがある人は睡眠の質が低下しやすい 
・寝不足はニキビを悪化させる要因になる 
・睡眠とニキビはお互いに影響し合っている

✅解説
ニキビがある方は、寝つきが悪い・朝の疲れが取れないといった睡眠の悩みを抱えている割合が高いことが報告されています。炎症によるストレスや見た目の悩みが、不安や気分の落ち込みにつながり、睡眠の質を下げてしまうためです。逆に、睡眠不足もニキビを悪化させます。寝不足の状態ではストレスホルモンが増え、炎症を起こしやすくなります。さらに皮脂分泌のバランスが乱れ、毛穴が詰まりやすくなることがわかっています。また、睡眠の質が悪いとレーザー治療後のニキビ痕の改善効果が低下したという報告もあり、治療結果にも影響する可能性があります。つまり、ニキビと睡眠は一方向の関係ではなく、「ニキビが睡眠を悪化させ、睡眠不足がニキビを悪化させる」という相互関係にあります。

✅当院の方針
当院では、外用薬や内服治療だけでなく、生活習慣も含めてニキビ治療を組み立てています。「スキンケアを頑張っているのに良くならない」という方は、睡眠の質も治療のヒントになることがあります。繰り返すニキビでお悩みの方は、一度ご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Samaniego M, Alonso M, Sohail N, Mostaghimi L. Sleep Disturbances and Acne: A Comprehensive Review. Dermatol Pract Concept. 2025 Oct 1;15(4):e20255530.

1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、
48万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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#ニキビケア
#ニキビ改善
#ニキビ肌
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#ニキビと食事
#ニキビと睡眠

タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ ニキビと睡眠の深い関係―寝不足で悪化するって本当? 今回は「睡眠とニキビの関係」についてです。 「夜更かしするとニキビが悪化する気がする」 そんなふうに感じたことはないでしょうか。 ✅結論 今回のレビュー研究からわかるポイントは次の3つです。 ・ニキビがある人は睡眠の質が低下しやすい ・寝不足はニキビを悪化させる要因になる ・睡眠とニキビはお互いに影響し合っている ✅解説 ニキビがある方は、寝つきが悪い・朝の疲れが取れないといった睡眠の悩みを抱えている割合が高いことが報告されています。炎症によるストレスや見た目の悩みが、不安や気分の落ち込みにつながり、睡眠の質を下げてしまうためです。逆に、睡眠不足もニキビを悪化させます。寝不足の状態ではストレスホルモンが増え、炎症を起こしやすくなります。さらに皮脂分泌のバランスが乱れ、毛穴が詰まりやすくなることがわかっています。また、睡眠の質が悪いとレーザー治療後のニキビ痕の改善効果が低下したという報告もあり、治療結果にも影響する可能性があります。つまり、ニキビと睡眠は一方向の関係ではなく、「ニキビが睡眠を悪化させ、睡眠不足がニキビを悪化させる」という相互関係にあります。 ✅当院の方針 当院では、外用薬や内服治療だけでなく、生活習慣も含めてニキビ治療を組み立てています。「スキンケアを頑張っているのに良くならない」という方は、睡眠の質も治療のヒントになることがあります。繰り返すニキビでお悩みの方は、一度ご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Samaniego M, Alonso M, Sohail N, Mostaghimi L. Sleep Disturbances and Acne: A Comprehensive Review. Dermatol Pract Concept. 2025 Oct 1;15(4):e20255530. 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #ニキビと食事 #ニキビと睡眠

📝今回のテーマ
ニキビと食事は関係ある? 

外来でもご質問の多い「食事のニキビの関係」についてです。  
「甘いものをやめた方がいいですか?」 
「牛乳は控えた方がいいですか?」 
このようなご相談はとてもよくいただきます。

✅結論
最新のシステマティックレビューでは、次の3つのポイントが示されています。
・血糖値が急に上がる食事はニキビを悪化させやすい
・乳製品の影響は体質によって違う
・食事だけで直すのは難しい

✅解説
甘いものや白いパン・ジュースなどは、食後に血糖値が急激に上がります。 すると皮脂の分泌を増やすホルモンが働きやすくなり、毛穴の詰まりや炎症が起こりやすくなることがわかっています。実際に、血糖値が上がりにくい食事に変えたグループでは、ニキビの数が有意に減少したという研究結果も報告されています。一方で、牛乳やヨーグルトなどの乳製品については結果が分かれており、国や食生活によって影響が異なる可能性が示されています。つまり「すべての人が控えるべき」というわけではありません。ここで大切なのは、食事だけでニキビを改善しようとしすぎないことです。食事はあくまで“悪化要因のひとつ”であり、治療の中心ではありません。

✅当院の方針
当院では、食事内容のアドバイスも行いますが、それだけに頼るのではなく、スキンケア・外用薬・施術治療を組み合わせて、一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。「いろいろ試しているのに治らない」と感じている方は、自己判断だけで続けるのではなく一度ご相談ください。

✅論文紹介
今回参考にした論文はこちらです。
Meixiong J, Ricco C, Vasavda C, Ho BK. Diet and acne: A systematic review. JAAD Int. 2022 Mar 29;7:95-112.

1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、
48万人を超える治療実績✨
美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。

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タカミクリニック(東京・表参道) 📝今回のテーマ ニキビと食事は関係ある? 外来でもご質問の多い「食事のニキビの関係」についてです。   「甘いものをやめた方がいいですか?」 「牛乳は控えた方がいいですか?」 このようなご相談はとてもよくいただきます。 ✅結論 最新のシステマティックレビューでは、次の3つのポイントが示されています。 ・血糖値が急に上がる食事はニキビを悪化させやすい ・乳製品の影響は体質によって違う ・食事だけで直すのは難しい ✅解説 甘いものや白いパン・ジュースなどは、食後に血糖値が急激に上がります。 すると皮脂の分泌を増やすホルモンが働きやすくなり、毛穴の詰まりや炎症が起こりやすくなることがわかっています。実際に、血糖値が上がりにくい食事に変えたグループでは、ニキビの数が有意に減少したという研究結果も報告されています。一方で、牛乳やヨーグルトなどの乳製品については結果が分かれており、国や食生活によって影響が異なる可能性が示されています。つまり「すべての人が控えるべき」というわけではありません。ここで大切なのは、食事だけでニキビを改善しようとしすぎないことです。食事はあくまで“悪化要因のひとつ”であり、治療の中心ではありません。 ✅当院の方針 当院では、食事内容のアドバイスも行いますが、それだけに頼るのではなく、スキンケア・外用薬・施術治療を組み合わせて、一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。「いろいろ試しているのに治らない」と感じている方は、自己判断だけで続けるのではなく一度ご相談ください。 ✅論文紹介 今回参考にした論文はこちらです。 Meixiong J, Ricco C, Vasavda C, Ho BK. Diet and acne: A systematic review. JAAD Int. 2022 Mar 29;7:95-112. 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #タカミクリニック #美容皮膚科 #美容クリニック #ニキビ治療 #ニキビ肌改善 #ニキビケア #ニキビ改善 #ニキビ肌 #ニキビ跡 #ニキビ圧出 #ニキビと食事

タカミクリニック(東京・表参道) 3ヶ月で自分の肌、本気で改善しませんか? お客様の悩みに合わせた施術をご提案します! LED治療 ピーリング付イオン導入(ビタミンCE) ニキビ圧出 など施術は多様にございます! ニキビでお悩みの方は早めにニキビを専門とする医師に相談して ニキビで悩まない肌にしていきましょう! 1999年の開院から26年「肌のかかりつけ」として、 48万人を超える治療実績✨ 美しい肌を手に入れるための治療を幅広くご提案しています。 ——————— 📲WEB・LINEからのご予約:ハイライトの「ご予約」をクリック 📞お電話でのご予約:初診の方 03-5414-6000 再診の方 03-5414-6300 ——————— #美容皮膚科 #ニキビ治療 #毛穴改善 #美容医療 #肌トラブル #スキンケア相談 #美容皮膚科 #毛穴の黒ずみ #イベント前美容 #ニキビ跡治療 #施術案内